お知らせ

2021/01/11アナクロフェアリング 販売再開

製品のアップデートに伴い販売を一時的に停止しておりました「アナクロフェアリング」の販売を再開します。


TMO アナクロフェアリング 販売再開

走行中フェアリングは様々な「揺れ」にさらされております。 それはエンジンからの振動であり、路面から受ける車体の振動でもあります。


振動はボルトの緩み、部品の破損にもつながります。

フェアリングに手を加えることでこれらの振動を抑えることは出来ませんが振動に屈しない、より耐久性を有する製品に出来ないものかと試行錯誤したことが今回のアップデートのはじまりでした。


terada motors アナクロフェアリング

アルミ合金から作成したフェアリング本体自体を強化することも試みました。

走行中のフェアリングを観察すると振動が集中する箇所が見つかりました。その箇所に補強を加えることで振動対策を行いましたが結果は芳しいものではありませんでした。


TMO アナクロフェアリング 寺田モータース

一部が強化されると振動は強化されていない箇所(これまではそれほど振動の影響を受けていなかった場所)へと移動しました。 そこでこの場所にも補強を加えてみます。すると予想通り振動は次の弱い場所(揺れやすい場所)へとターゲットを変え移動しました。


フェアリング本体を実際に手にしていただいた方は気付いていただけると思うのですが大きさの割にフェアリングはそれほど重くはありません。

風防効果に秀でた大型のフェアリングですが取り付けることによって車重が増し、車両の機動性が失われてしまっては失敗だと考えております。フェアリングのあらゆる箇所に補強を入れる、素材の厚みを上げることは重量増につながる行為であるため避けたい選択肢でした。


TMO アナクロフェアリング取り付け例 アイアン883

取り付け用ステーに手を加えることは各部品、そして全体のバランスをもう一度検討し直すことであり容易であるとは言えない作業です。しかし、前述のようにフェアリング本体を強化しないのであればステーに変更を加える以外に道はありません。


TMO アナクロフェアリング用ステー 寺田モータース

時間はかかりましたが最終的に2箇所のステーがフェアリングを支える上で重要な役割を果たしており、この2箇所のステーに変更を加えることでフェアリング全体に与える振動の影響を大幅に削減できることがわかりました。


TMO アナクロフェアリング 新型ステー

今回のアップデートにより耐久性や使い心地が大きく改善されたと考えておりますが外観は以前のものから変わっておりません。

これまでは別売りとさせていただいておりましたハンドルストッパーですが今後は「アナクロフェアリング」の付属品となります。別途ご注文いただく必要はありません。


TMO アナクロフェアリング クリアスクリーン

クリアとスモーク2色ご用意させていただいておりますスクリーンのみが別売りですのでアナクロフェアリングご注文の際はお気をつけ下さい。


アナクロフェアリングは以下の場所からご注文可能です。

(欠品中の場合は納期として1ヶ月から2ヶ月程度要する場合がございます。在庫状況につきましてはメールにてお問い合わせください)


https://www.tmo-products.com/anachrofairing

・XL1200CX Roadster用アナクロフェアリング:160,000円(税抜)

・XL883N, XL1200X用アナクロフェアリング:160,000円(税抜)

・アナクロフェアリング用スクリーン(クリア):14,000円(税抜)

・アナクロフェアリング用スクリーン(スモーク):15,000円(税抜)


XL1200CX ロードスター アナクロフェアリング